読書

ファン厳選!東野圭吾おすすめ小説6作品【ランキング】

 

 

東野圭吾といえば、映画やドラマなど、メディアミックスには欠かせない人気作家。

私も、おすすめの作家を聞かれると真っ先に名前を挙げるくらい、大好きな方です。

現在、全作読破に向けて読み進めています!

東野圭吾作品はたくさんあるため、どれを読もうか迷ってしまうこともあると思います。

今回は、東野圭吾ファンである私が厳選した6作品を、ランキング形式でご紹介します!

 

6位 夜明けの街で

シリアス
ミステリー
恋愛
おすすめ度

【あらすじ】
不倫する奴なんて馬鹿だと思っていた。ところが僕はその台詞を自分に対して発しなければならなくなる――。建設会社に務める渡部は、派遣社員の仲西秋葉と不倫の恋に堕ちた。2人の中は急速に深まり、渡部は彼女が抱える複雑な事情を知ることになる。15年前、父親の愛人が殺される事件が起こり、秋葉はその容疑者とされているのだ。彼女は真犯人なのか? 渡部の心は揺れ動く。まもなく事件は時効を迎えようとしていた……。

【感想】

渡部の目線で語られているため、秋葉と出会って、ゆっくりと確実に深い仲になっていく様子も手に取るように分かります。

男女の会話はリアリティに溢れていて、実際にこういう人たちがいてもおかしくない、と思えるような描写が多いです。

恋愛模様を主軸としながら、ミステリー要素が少しずつ絡んできます。

男性側と女性側のどちらに立って読むかで、感想が変わってきそうなところも面白いです。

私は読んでいて、作者の女性観や結婚観がなんとなく透けてみえる作品だと感じました。

東野圭吾の他の作品、たとえば「秘密」などを読んだことがある方は、頷いていただけるのではないかと思います。

 

4位 白夜行

シリアス
ミステリー
恋愛
おすすめ度

【あらすじ】
1973年、大阪の廃墟ビルで一人の質屋が殺された。容疑者は次々に浮かぶが、結局、事件は迷宮入りする。被害者の息子・桐原亮司と、「容疑者」の娘・西本雪穂――暗い眼をした少年と、並外れて美しい少女は、その後、全く別々の道を歩んで行く。二人の周囲に見え隠れする、幾つもの恐るべき犯罪。だが、何も「証拠」はない。そして十九年……。息詰まる精緻な構成と、叙事詩的スケール。心を失った人間の悲劇を描く、傑作ミステリー長篇!

【感想】

文庫本で800ページ以上ある超大作ですが、読み始めると止まらない作品。

主人公である少年少女の行動が、ずっと第三者目線で語られているのも印象的です。

ひたすら重い空気が立ち込めているため、読んでいて苦しいと思うところも多いです。

幼少期に周りで起きた大きな事件をきっかけに、未来に賭するものも見えることのない、当て所ない道をさまよい歩いている二人。

事件が起こるたびに「どうして」と考えますが、背景からにじみ出るような哀しみが伝わってきて、その描写力には思わず唸ってしまうほど。

彼らの人生を通して、この物語から受け取れるものは一体何なのか。

読み終えた後に、ずっしりとくる余韻に浸らずにはいられない小説です。

描かれることのない心の内に、想像を巡らせてみてはいかがでしょうか。

 

4位 幻夜

シリアス
ミステリー
恋愛
おすすめ度

【あらすじ】
阪神淡路大震災。その混乱のまっただ中で、衝動的に殺人を犯してしまった男。それを目撃していた女。二人は手を組んで、東京へ出る。男は女を深く愛するがゆえに、女に支持されるまま、悪事に手を染めていく。やがて、成功を極めた女の、思いがけない真の姿が浮かび上がってくる。彼女はいったい何者なのか!?あの名作『白夜行』の興奮がよみがえる、ミステリー史にその名を刻む傑作長編!

【感想】

白夜行と同じようにかなりボリュームがありますが、こちらもページをめくる手が止まらない作品。

未曾有の大災害に遭った男女ふたりが手を取り合い生きていく歪な物語、とも言えるかもしれません。

女の恐ろしさがこれでもかと詰め込まれた作品でもあり、私は読んでいる間ずっと「怖いなぁ」と感じていました。

白夜光とは反するように、主人公である新海美冬の「目的のためには手段を選ばない」という考え方や内面が、とても克明に描かれています。

しかし、白夜光のラストシーンと重なるような場面もあるため、続編だともそうでないとも言い切れないものがあります。

これを白夜行の続きとみるか、別作品とみなすか?

ぜひ読んでジャッジしてみてください。

白夜行と幻夜、どっちも捨てがたい……というわけで、同率4位となりました!

3位 悪意

シリアス
ミステリー
恋愛
おすすめ度

【あらすじ】
人気作家・日高邦彦が仕事場で殺された。第一発見者は、妻の理恵と被害者の幼なじみである野々口修。犯行現場に赴いた刑事・加賀恭一郎の推理、逮捕された犯人が決して語らない動機とは。人はなぜ、人を殺すのか。超一流のフー&ホワイダニットによってミステリの本質を深く掘り下げた東野文学の最高峰。

【感想】

「新参者」でおなじみの加賀恭一郎シリーズ第4弾。

Why done it?(ホワイダニット・事件の動機)を追い求めていくストーリーになっています。

読んでいくうちに現実との境目が分からなくなるくらい、精巧に練られた小説だと感じました。

解決に向かっているはずなのにすっきりと晴れてこない感覚に戸惑い、話の展開にどんどん惹き込まれていきます。

様々な『記憶』と『記録』が絡み合い、全てが詳らかになった先に待ち受けるのは、衝撃の真実。

冒頭から、一瞬たりとも気の抜けない物語となっています。

読み終わった後、タイトルの巧妙さに唸ること間違いなしです。

 

2位 容疑者Xの献身

シリアス
ミステリー
恋愛
おすすめ度

【あらすじ】
天才数学者でありながら不遇な日日を送っていた高校教師の石神は、一人娘と暮らす隣人の靖子に秘かな想いを寄せていた。彼女たちが前夫を殺害したことを知った彼は、二人を救うため完全犯罪を企てる。だが皮肉にも、石神のかつての親友である物理学者の湯川学が、その謎に挑むことになる。ガリレオシリーズ初の長篇、直木賞受賞作。

【感想】

ガリレオシリーズ第3弾で、2008年に映画化されました。

その結末から、著名作家らによる「本格ミステリ論争」や「純愛論争」が巻き起こるなど、様々な意見が飛び交った作品です。

解決に向けてジリジリと進む一方、予想外の展開も待ち受けていて、読んでいてハラハラすることもたくさんありました。

真相を知ったとき、あなたは感涙するのか、それとも……?

ガリレオシリーズを通して、湯川の知り合いが事件とかかわることになったのは、これが初めてです。

旧友と事件の間で揺れ動く感情が、今後のシリーズにも大きな影響をもたらしているので、ガリレオを通して読む上では欠かせない一作となっています。

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1位 パラドックス13

シリアス
ミステリー
恋愛
おすすめ度

【あらすじ】
13時13分13秒、街から人が消えた。無人の東京に残されたのは境遇も年齢も異なる13人の男女。なぜ彼らが選ばれたのか。大雨と地震に襲われる瓦礫の山と化した街。そして生き抜こうとする人たちの共通項が見えてくる。世界が変われば善悪も変わる。殺人すらも善となる。極限状態でみえてくる人間の真理とは。

【感想】

脳内での映像化がしやすく、スリリングな展開が多いのが特徴です。

パラドックス13の謎を追い求めながら「まずは生きねば」と奮闘する13人が見逃せません。

街が破壊されていく壮絶な描写と、時間が経つにつれて体も心も疲弊していく様子は、胸が痛くなるほどでした。

理不尽に周りの環境が奪われていき、ライフラインが絶たれ極限状態に陥ったら、人はどうなっていくのか。

生きるとは、死ぬとはどういうことなのか。

人間のさまざまな本質に問いかける作品で、読んだ後の余韻にずっと浸っていたくなります。

映画のような臨場感ある描写に、ページをめくる手が止まりません!

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まとめ

以上、厳選した東野圭吾おすすめ小説6作品を紹介しました。

東野圭吾といえばミステリーの印象もありますが、恋愛にフォーカスした作品やSFチックなものなど、ジャンル問わずに様々な小説が出版されています。

映像化されていなくても傑作といえる面白い作品が多く、一度ハマってしまえば抜け出せなくなる……かもしれません。

今後、作品を読んでいくうちに面白い!と思えるものと出会えたら、このランキングも更新していきます。